
福岡県みやま市の市立小学校で2024年2月、給食中にウズラの卵を喉に詰まらせて死亡した小学1年生(当時7歳)の事故をめぐり、遺族が市に対して約6000万円の損害賠償を求める訴訟の初弁論が16日、福岡地裁で開かれた。
■ 給食中の悲劇、助けられず
訴状によると、男児は給食の最中にウズラの卵を喉に詰まらせ、意識を失った。
教職員が救命措置を行ったが間に合わず、搬送先の病院で死亡が確認された。
遺族側は「学校が危険性を十分に認識しながら適切な監督体制を取らなかった」と主張。
特に、卵を丸ごと提供することのリスクや、咀嚼・飲み込みへの指導不足を指摘した。
■ 全国でも相次ぐ「窒息事故」 給食現場に再発防止の声
ウズラ卵やぶどう、ミニトマトなどによる児童の窒息事故は全国でも発生しており、
文部科学省は2023年度以降、学校現場に対し「丸のみしやすい食品の提供方法を再検討するよう」通達している。
今回の訴訟は、学校給食の安全管理体制を問う重要な裁判になるとみられる。
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