
山形県新庄市のJR新庄駅構内で8日朝、ツキノワグマ1頭が侵入する騒ぎがあった。熊は駅構内の車庫付近に居座り、JR東日本は安全確保のため山形新幹線の上り線(新庄-山形間)の運転を一時見合わせた。現場では在来線にも入場規制がかかり、通勤・通学客らで混乱が生じた。
警察と消防が出動し、周辺を封鎖して捜索活動を展開。午後4時ごろ、箱わなによる捕獲に成功し、熊は無事に保護された。安全確認が完了した後、山形新幹線の運転は再開された。
新庄市周辺では同日朝から複数の熊目撃情報が相次いでおり、市は「冬眠前の活動期に入っている可能性がある」として住民に注意を呼びかけている。JR東日本は今後、構内の防護柵や侵入防止策の強化を検討する方針を示した。
全国的にクマの出没報告が増える中で、今回のように主要交通インフラが一時的に麻痺する事例は珍しく、自然環境と人間生活の距離の近さが改めて浮き彫りになったといえる。
地域関係者の間では「駅の真横まで熊が出る時代になった」との驚きと警戒の声が広がっている。
この記事は、Tittiby Japan News編集部が複数の報道機関および地元自治体の発表をもとに再構築しました。
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