徳島県三好市で飲食店を運営していた「三次観光有限会社」が、12月8日付で徳島地方裁判所より破産手続開始決定を受けたことが分かった。老舗レストラン「レストハウスウエノ」を運営してきたが、資金繰りの行き詰まりから事業継続を断念したとみられる。
同社は1977年に設立。宴会場を備えた大規模レストランとして、地元では法要や会合などでも広く利用されてきた。自家牧場で育てた牛の肉を使ったステーキなどのメニューが看板商品で、敷地内の直売店では精肉販売も手がけ、地域密着型の営業を続けていた。
しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大以降、来店客数は落ち込み、その後も売り上げの本格回復には至らなかった。人件費や光熱費の上昇も重なり、採算は悪化。資金繰りの改善が見通せない中で、最終的に法的整理に踏み切ったとされる。
負債総額は約1億6000万円にのぼる見通しだ。
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