半導体市況回復で業績上方修正、純利益は大幅増 マルマエ、年間配当76円へ増配

東証プライム上場の精密部品メーカー、株式会社マルマエ(証券コード6264)は20日、令和8年8月期(2026年8月期)の連結業績予想および配当予想を上方修正すると発表した。半導体製造装置市場の環境改善が続いていることに加え、利益率の高い受注の増加や補助金収入による特別利益の計上が業績を押し上げる見通しだ。株主還元についても増配に踏み切る。

発表によると、令和8年8月期第2四半期(令和7年9月1日~令和8年2月28日)の連結業績は、売上高を従来予想の81億円から86億円へと5億円引き上げた。営業利益は12億円から15億4千万円へ、経常利益は11億円から14億3千万円へそれぞれ上方修正。親会社株主に帰属する中間純利益は7億円から16億円へと大幅に増額し、1株当たり中間純利益は55円28銭から126円32銭となる見通しだ。中間純利益は前回予想比で約2.3倍と、大幅な伸びを見込む。

通期業績についても増額修正した。売上高は従来予想の172億円から177億円へ、営業利益は28億円から32億円へ、経常利益は26億円から30億円へそれぞれ引き上げた。親会社株主に帰属する当期純利益は17億円から27億円へと10億円増額し、1株当たり当期純利益は213円9銭となる見通し。前期(令和7年8月期)の売上高114億3百万円、当期純利益13億55百万円と比較しても、回復基調が鮮明となっている。

同社は修正理由について、半導体製造装置市場の継続的な改善を挙げる。生成AIや先端ロジック、パワー半導体向け投資の底堅さが背景にあるとみられる。加えて、1月29日に公表した補助金収入による特別利益の発生も業績を押し上げる要因となった。売上増加に伴う操業度の向上に加え、利益率の高い案件の増加により収益性も改善する見通しだ。

業績上振れを受け、株主還元も強化する。令和8年8月期の年間配当予想は、従来の1株当たり56円(中間28円、期末28円)から76円(中間38円、期末38円)へと20円の増配となる見込み。前期実績の40円と比べても大幅な引き上げで、配当水準は約1.9倍となる。

同社は配当方針として、長期的な成長投資と財務健全性を確保しつつ、配当性向35%以上を目標に安定的な利益還元を行うとしている。今回の業績予想修正を踏まえ、その方針に沿った増配判断に至った形だ。期末配当については、令和8年11月下旬開催予定の第39期定時株主総会に付議する予定としている。

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