暗号資産取引所を運営する株式会社DMM Bitcoinは2024年11月29日、顧客の口座および預かり資産をSBI VCトレード株式会社に移管することで基本合意に至ったと発表した。同時に、移管完了後に事業を廃止する方針も明らかにした。
DMM Bitcoinは2024年5月31日に発生した暗号資産の不正流出事案を受け、調査を継続している。これに伴い、暗号資産の出庫処理や現物暗号資産の買い注文受け付けなど、一部サービスの利用を停止してきた。しかし、長期間にわたる制限は顧客の利便性を損ねるとの判断から、今回の移管決定に至ったという。
同社は、「顧客保護を最優先に考慮し、口座および預かり資産を他社に移管する決断を下した」とコメント。「これまでご迷惑をおかけしたことに深くお詫び申し上げる」と謝罪した。
移管先として選定されたSBI VCトレード株式会社とは、長期的な顧客サービスの提供を視野に入れて協議を重ね、今回の合意に至った。移管対象は、現物の暗号資産および日本円で、移管時期は2025年3月頃を目指している。一方、レバレッジ取引における未決済ポジションは対象外とされ、顧客は移管前に決済を求められる見通しだ。
今後、DMM BitcoinとSBI VCトレードは、具体的な移管日程や手続きに関する協議を進めるとしている。また、詳細が決定次第、速やかに情報を開示する方針を示した。
DMM Bitcoinは、暗号資産業界における大規模なトラブルにより、事業継続が困難となった背景を抱えつつ、顧客資産保全を最優先に対応するとしている。業界全体でも、今回の移管が今後の運営の在り方に与える影響について注目が集まっている。 #ビットコイン #DMM
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