神奈川県横浜市に本社を置くプラスチック成形加工の「株式会社KK」(旧商号:株式会社楠美製作所)が、東京地方裁判所から2月20日付で特別清算の開始決定を受けたことが、官報で明らかになった。
同社は1953年に東京都目黒区で創業。大手電機メーカーや金属メーカーと取引を持ち、自動車部品や通信機器、電子機器向けのプラスチック成形品加工を主力に事業を展開してきた。1982年に横浜第一工場、1986年に横浜第二工場(ともに横浜市)を設立したほか、1992年には新富士工場、1996年には五貫島工場(ともに静岡県富士市)を相次いで開設。海外展開にも積極的で、1988年に韓国、2004年に中国で現地法人を設立するなど、事業拡大を図った。
しかし、景気低迷や新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少が続き、資金繰りが悪化。自力での事業継続を断念し、主力だった業務用エアコンなど空調機器向け部品加工事業を2024年5月1日付で会社分割により「株式会社ゼネサン化成」(静岡県富士市)に譲渡した。一方、同社は同年10月31日の株主総会で解散を決議し、事後処理を進めていた。
負債総額は約10億円の見込み。 #神奈川県 #横浜市 #倒産
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