機械設計業務を主力とし、エネルギー関連や一般産業機器の分野で事業を展開してきた日立デザイン株式会社(茨城県日立市)が、令和7年3月17日付で水戸地裁日立支部から破産手続開始の決定を受けたことが分かった。事件番号は令和7年(フ)第20号。
昭和52年に資本金6800万円で創業した同社は、設計分野における技術支援を中心に、エンジニアの人材派遣なども手がけてきた。とくに若手技術者の育成に力を入れ、「技術の伝承」と「変化への対応」を掲げながら、地元密着型の企業として事業を続けてきた。
「求められる工業製品の開発から実現に向け、絶え間ない技術革新を支えたい」――そんな理念のもと、社員一人ひとりがチャレンジ精神を持ち、技術力の向上に努めてきたが、近年は外部環境の変化が大きく影響。新型コロナ禍以降、業務量の減少が続き、固定費の負担や人件費の上昇も重なったことで、資金繰りが悪化していたとみられる。
今後の手続きとして、令和7年6月30日午後1時30分から、水戸地裁日立支部において財産状況報告集会、一般調査、廃止意見聴取および計算報告が行われる予定となっている。 #茨城県 #日立市 #倒産
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