留萌の精神科病院「荻野病院」運営法人、自己破産申請へ コロナと人材難で苦境に 負債7億円

北海道留萌市の医療法人社団萌仁会(ほうじんかい)が3月31日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したことが分かった。今後は自己破産の申請に向けた準備を進めるという。

同法人の前身は1961年に創業された荻野病院で、翌62年に現名称へ改称。2003年に法人化し、留萌管内では唯一となる精神科病床を有する病院として、地域の中核的な医療機関を担ってきた。2005年から2006年にかけては施設の大規模改築も実施し、精神科に加えて神経科、心療内科、内科といった複数診療科を併設する体制を整えていた。

しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、入院・外来ともに患者数が大きく落ち込んだ。その後も需要は戻り切らず、慢性的な看護師不足も重なったことで医療体制の維持が難しくなり、法人としての事業継続を断念せざるを得なかった。

負債総額は約7億円にのぼる見通しで、今後は破産管財人による資産整理と債務精査が行われる見込みだ。 #北海道 #留萌市 #倒産


医療法人社団萌仁会の概要と倒産の経緯

項目内容
法人名医療法人社団萌仁会
所在地北海道留萌市
設立1961年創業、2003年法人化
運営施設荻野病院(精神科、神経科、心療内科、内科)
主な出来事2005~06年に病院を改築
経営悪化の要因コロナ禍による患者減、看護師不足
事業停止日2025年3月31日付
今後の予定自己破産申請準備中(弁護士が事後処理を担当)
想定負債総額約7億円

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

アーカイブ