米マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生が日本各地で直接子どもたちに科学技術の楽しさを教える体験型イベント「MIT Japan STEAMワークショップ2025」が、今夏、東京・福岡・熊本(山鹿市)の3会場で開催される。主催はMITの日本同窓会組織である日本MIT会と、学生派遣を担うMIT-Japan Program。

STEAMとは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)の各分野を横断的に学ぶ教育手法。次世代の創造力と問題解決能力を育むことを目的として、世界各国で教育現場への導入が進められている。
日本MIT会は、2023年から同ワークショップを開始。昨年はMIT初の日本人卒業生誕生から150年の節目にあたり、開催地を全国5都市に拡大するなど活動の裾野を広げてきた。今年は、交流の質をより重視し、選定された3都市で開催される。

ワークショップでは、MITの現役学生や卒業生がファシリテーターを務め、参加者を少人数グループに分けて実験を実施。DNA抽出や「エッグドロップ」などのハンズオン形式を通じて、科学的思考と創造性を体感させる。特に社会応用やグループワークの面白さを学ぶ構成が特徴だ。
本イベントは、STEAM教育の普及とともに、STEM分野における性別格差の解消も掲げており、東京会場は女子児童・生徒限定とした。対象は小学校5・6年生および中学1年生。参加費はすべて無料で、定員は各会場50名。
【開催概要】
◆福岡会場
日時:7月26日(土)10:00〜15:00
場所:福岡市科学館(福岡市中央区)
◆熊本(山鹿)会場
日時:7月27日(日)
場所:やまがBASE(熊本県山鹿市)
◆東京会場(女子限定)
日時:8月3日(日)
場所:東京科学大学 蔵前会館(東京都目黒区)
※各会場の詳細やプログラム、申込方法は下記公式ページ参照。
申込締切:6月20日(金)23:55
▶詳細ページ(MIT同窓会公式)
▶申込フォーム
MIT-Japan Programは1981年設立。米MITの学生が日本の大学・企業で研究や業務に取り組むことを目的としており、東日本大震災以降は東北地方でもSTEAM活動を展開している。主催の日本MIT会は1911年創設で、米国外では最古のMIT同窓会組織。会員数は1900名を超え、日本社会への貢献活動も積極的に進めている。
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