【マイクロアドとPinspace】TikTokライブコマース強化へ合弁会社「IZULCA」を設立

マイクロアド(東京都渋谷区、渡辺健太郎社長)は3日、中国・深センを拠点にTikTokライブコマースの運営代行を手がけるPinspaceグループと、合弁会社「株式会社IZULCA(イヅルカ)」を設立すると発表した。Pinspaceは、わずか7時間で20億円を売り上げるなど中国市場で実績を誇る。新会社は、Pinspaceの日本進出を総合的に支援し、急成長を遂げるソーシャルコマース市場での存在感を高める狙いだ。

新会社の代表取締役社長には、マイクロアド副社長執行役員の榎原良樹氏が就任。所在地は東京都渋谷区で、6月から事業を開始する。

TikTok内のEC機能「TikTok Shop」は、2025年夏に日本市場で本格展開を予定。すでに2024年には世界流通総額が前年比2倍超の約5.2兆円に達しており、今後さらなる市場拡大が見込まれている。

マイクロアドは、中華圏向けのクロスボーダーマーケティングに強みを持ち、Pinspaceは年間売上500億円を超え、中国版TikTok(抖音)での販売で実績を重ねてきた。今回の合弁会社設立は、双方のノウハウを融合し、化粧品やアパレル、食品など幅広い商品の日本市場での販売を支援する。

業界では、ソーシャルコマース市場が2030年までに約960兆円規模に成長すると予測されている。両社は「中国で培ったライブコマース運営力を日本市場に活かし、企業の販売・マーケティング支援を総合的に展開していく」としており、新たな消費スタイルの拡大に向けた動きに注目が集まる。

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