筆者は神社が好きだ。
現在住んでいる岡山県、そして事業拠点の徳島。岡山から近い広島や島根、鳥取の神社はすべてコンプリートした。
今日は、そんな筆者が高知県の秘境にある神社「聖(ひじり)神社」へ行こうと思う。

画像:https://ochi-kankou.jp/tourist/hijiri/hijiri.html
調べてみたところ、聖神社は断崖絶壁の場所にあるようだ。
上記写真の通り、落ちたら死ぬかもしれないような場所である。
仮に筆者が滑落し死亡した場合、弊誌は休刊し、運営会社のTOMOSHIBI INFINITYは廃業するだろう。
まさに社運を賭けた山登りだ。見守ってほしい。
神社があるのは高知県の山の中だ。
筆者は徳島県板野郡から出発するため、2時間30分近くかかる。

画像2:山道
上の画像の通り、目的地付近は山道だ。しかもかなり深い。
こんなところで対向車が来たら、間違いなく詰む。
だが、不運にも軽トラ4台とすれ違った。

画像3:山道
進むにつれて、道幅が狭くなってきた。
おまけに電波が入らないため、事前に保存したGoogleマップを頼りに進んでいる。
「コンビニがあったらいいのにな」などと思いながら進むが、こんな山の中にあるはずもなく、空腹を抱えたまま進むことになる。

画像4:バス停
そんな中、なんとバス停を見つけた。
こんなところに設置して、いったい誰が利用するのだろうか。
それよりも、バスは対向車が来た場合にどうやって避けるのか、気になって仕方がない。

画像5:山道
そうこうしているうちに、道はさらに狭くなっていく。
画像の通り、車1台分の幅しかない。
こんなところで死んでたまるか。

画像6:建築資材置き場
進んでいくと、建築資材置き場のようなものがあった。
この記事内の写真にはないが、実はここより8キロほど手前に、建設会社が密集しているエリアがあった。
世にも珍しい、建設会社の独占地域である。

画像7:到着
さらに5分ほど進み、ようやく到着した。
とても自然豊かな場所だ。
退職したらここに住もう。

画像8:川
山から水が流れている。
車を降りて神社へ向かう途中で撮影したものだが、非常に気分が良い。

画像9:川の写真を撮る記者

画像10:入り口
どうやらここから登っていくようだ。
とても神社の入り口には見えないが、頑張って進むことにする。

画像11:道
実に細い道だ。
田舎の神社の参道は細くて狭いことが多いが、ここはコンクリートで舗装されている分、まだマシな方だろう。
きっと参拝者が多いのだろう。
いやぁ、楽しみだ。

画像12:道
コンクリート舗装された楽な道かと思ったが、それもすぐに終わった。
さて、どんな険しい道が待っているのだろうか。

画像13:道
……うん。
これは狭い。そして危険だ。
ぼーっとしていたら滑落しかねない。
手すりがあるだけまだ救いではあるが、油断はできない。

画像14:道
これは驚いた。
もはや道とは言えない。
獣道だ。
ロープも手すりもない。落ちたら間違いなく終わる。

画像15:道
前方から女性が歩いてきた。
女性は筆者に「道がわからない」と話しかけてきた。
当然ながら、筆者も初めて来ているため分からない。
話し合った結果、どうやらここではないのではないかという結論に至り、一度山を下ることにした。
なお、その女性は屋久島で遭難した経験があるらしい。

画像16:看板
山を下りて別の入り口を探していると、ようやく発見した。
こんなに分かりやすく書いてあるのに、なぜ見つけられなかったのか。
正直、恥ずかしい。

画像17:道
キリスト教だろうか?

画像18:道
先ほどの道とは違い、とても歩きやすく安全だ。
ここなら命の心配はなさそうだ。

画像19:蟹
沢蟹を発見した。
山中でカニを見るとは思っておらず、かなり驚いた。

画像20:道
さらに進む。

画像21
橋が二つ現れた。
左の橋は、とても渡る気にはならない。
あれだけ危険な道を越えてきた先に、さらに命を試される選択肢が待っているとは思わなかった。
左を選べば、終わりだろう。

画像22
当然ながら、右の橋を選択した。

画像23
鳥居が見えた。
これで到着かと思ったが――

画像24
まだ続くようだ。

画像25
騙された。
道が再び険しくなってきた。

画像26
進んでいくと、洞窟のようなものが現れた。
好奇心に負け、入ってみることにした。

画像27
それは洞窟ではなくトンネルだった。
抜けた先には橋があり、渡ってみたがかなり揺れる。
正直、かなり危ない。落ちるかと思った。

画像28
橋の先には滝のようなものがあり、非常に落ち着く景色が広がっていた。

画像29
ふと前を見ると、ハシゴがある。
ここを登れというのか。
某バラエティ番組も顔負けの危険さだ。
当然、引き返した。

画像30
トンネル手前の分岐から上へ進むと、さらに険しい道が続いていた。
現在時刻は午後5時30分。
帰る頃には真っ暗になる。
今回は無理をせず、ここで引き返すことにした。

画像31
帰り道、セブンイレブンに立ち寄った。
ナナチキを目当てに入ったが、まさかの在庫切れ。
セブンにナナチキがないとは。
仕方なく生姜焼きを購入したが、メーカーは岡山の会社だった。
岡山県民が高知で岡山の商品を買うという、なんとも不思議な状況である。

画像32
途中のサービスエリアで一服。
今日は本当に疲れた。
もう何もできない。
この記事を書き終えたら、明日の仕事の準備をして、早めに切り上げようと思う。
今回は目的地まで辿り着くことはできなかったが、挑戦したい方はぜひ行ってみてほしい。
そして、もし辿り着けたなら、ぜひ教えてほしい。
撮影・文/藤沢敬済
晴天
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