妻は窒息死、警察は殺人事件として捜査 無理心中の疑いも視野
岡山市南区豊成の住宅で、高齢の夫婦が死亡しているのが見つかり、警察が殺人事件として捜査している。死亡していたのは、この家に住む89歳の男性と、84歳の妻。妻の死因は窒息と判明しており、警察は他殺とみて調べている。
警察によると、5月1日午後3時20分ごろ、妻を担当するケアマネージャーから「宅配の弁当が前日から取り込まれていない」といった内容の通報があった。駆け付けた警察官が住宅内を確認したところ、妻が1階寝室のベッドの上で、夫が1階廊下で倒れているのを発見した。2人はその場で死亡が確認された。
発見時、夫の首にはロープが巻かれていたという。夫の死因については現在調べている。住宅は施錠されており、現時点で何者かが侵入した形跡は確認されていない。自宅のパソコンからは、「ご迷惑をおかけします」といった内容のメモが見つかっているという。
夫婦は2人暮らしだった。これまでに、夫婦間のトラブルや相談は確認されていないという。警察は、妻が何者かに殺害された可能性があるとみて殺人事件として捜査するとともに、無理心中の疑いも視野に、死亡までの経緯を慎重に調べている。
高齢世帯をめぐっては、安否確認や介護支援の現場で異変が見つかるケースも少なくない。今回も、宅配弁当が取り込まれていなかったことに気付いたケアマネージャーの通報が発見につながった。警察は、夫婦の生活状況やメモの内容、死亡推定時刻、外部からの接触の有無などを詳しく調べる方針だ。
厚い雲


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