NTT東日本で大規模通信障害 青森・岩手・秋田の3県でネット利用できず 店舗決済や在宅勤務にも影響か

NTT東日本の通信障害で青森岩手秋田の固定回線や店舗決済に影響が出る報道イメージ

固定回線中心に広範囲で不具合 東北3県の暮らしと仕事に影響広がる

NTT東日本は5月25日、青森県、岩手県、秋田県の3県で、通信サービスが利用できない、または利用しづらい障害が発生していると発表した。障害は同日午後7時12分ごろから発生。固定インターネット回線を中心に、広い範囲で影響が出ている。

25日午後8時時点で、影響範囲、原因、対象サービスの詳細は調査中とされている。SNS上では「自宅のネットがつながらない」「Wi-Fiが突然切れた」「OCNが使えない」といった投稿が相次ぎ、利用者から不安の声が広がっている。

今回の障害が確認されているエリアは、青森県、岩手県、秋田県の全域。固定回線だけでなく、ひかり電話など一部のサービスにも影響が及んでいる可能性がある。ドコモなどのモバイル回線への影響は、現時点で確認されていない。

通信障害は、家庭の不便だけでは終わらない。

夜の時間帯に固定回線が止まると、飲食店や小売店のキャッシュレス決済、宿泊施設の予約管理、在宅勤務中のオンライン会議、学習塾や家庭のオンライン教材、見守りカメラ、ネット注文など、身近なサービスに影響が出る可能性がある。

特に地方では、固定回線が店舗運営や家庭生活の土台になっている。クレジットカード決済、QRコード決済、POSレジ、予約システム、配送管理、業務用クラウド、電話対応など、多くの業務がネット接続を前提にしている。通信が止まれば、店側は現金対応、手書き伝票、電話の代替手段などに切り替える必要が出てくる。

家庭でも影響は大きい。夜間は、動画配信、オンラインゲーム、学習アプリ、家族とのビデオ通話、在宅勤務の残務処理が集中する時間帯だ。固定回線が使えなくなると、スマートフォンのテザリングに切り替える利用者も出るが、通信量の増加や速度低下への不安も出やすい。

今回の障害は、青森、岩手、秋田という東北3県にまたがっている点で、地域経済への影響も無視できない。コンビニ、ドラッグストア、飲食店、ホテル、ガソリンスタンド、医療機関、介護施設など、通信回線を日常業務に使う事業者は多い。影響が長引けば、会計、予約、発注、連絡、顧客対応に支障が出るおそれがある。

企業にとっても、通信障害は事業継続の課題になる。固定回線が使えない場合に、モバイル回線、予備回線、手動対応、現金決済、紙の記録にどう切り替えるか。今回の障害は、地方の店舗や中小企業にとって、通信インフラへの依存度を改めて確認する出来事にもなる。

NTT東日本は復旧作業を急いでおり、最新情報は公式サイトなどで更新される見通し。利用者は、固定回線が使えない場合、スマートフォンのモバイル回線、テザリング、店舗や施設の代替連絡手段などを確認する必要がある。

インターネットは、もはや娯楽だけのものではない。
店のレジ、家庭の連絡、仕事の会議、宿の予約、子どもの学習まで支える生活インフラだ。今回の通信障害は、東北3県の暮らしと地域経済が、どれだけネット回線に支えられているかを示した形だ。

Q. どこで通信障害が起きていますか。
A. 青森県、岩手県、秋田県の3県で、固定インターネット回線を中心に利用できない、または利用しづらい状況が発生しています。

Q. 家庭以外にも影響はありますか。
A. あります。店舗のキャッシュレス決済、宿泊施設の予約管理、在宅勤務、オンライン学習、ひかり電話などに影響が出る可能性があります。

Q. 事業者は何を確認すべきですか。
A. モバイル回線や予備回線への切り替え、現金決済対応、手書き伝票、顧客への連絡手段、復旧情報の確認が必要です。

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