株式会社ヤガミ(東証スタンダード・7488)は21日、2025年4月期第3四半期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比5.0%増の77億6000万円、営業利益は6.6%増の13億4300万円、経常利益は8.0%増の13億8000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は9.2%増の8億8400万円となり、いずれも前年同期を上回る堅調な結果を示した。
理科学機器設備が業績を牽引
セグメント別では、理科学機器設備事業が特に好調で、売上高は前年同期比17.8%増の41億1300万円、セグメント利益は41.1%増の7億1900万円と大幅な伸びを記録した。学校校舎の改修工事の活発化が追い風となり、実習台や収納戸棚類の納入が増加したことが寄与した。
一方で、保健医科機器事業は売上高が前年同期比2.4%減の17億7500万円、セグメント利益が9.1%減の2億8600万円と落ち込んだ。学校向けの感染症対策関連の需要が収束した影響が大きいものの、新規大口案件の獲得によるAEDの販売増が下支えした。
産業用機器事業は、東アジア地域における環境試験装置の販売が好調だったものの、国内の半導体製造装置向け需要が復調しつつある中、保温・加熱用電気ヒーターの販売低迷をカバーしきれず、売上高は前年同期比10.1%減の18億7100万円、セグメント利益は17.4%減の3億7300万円と苦戦した。
財務基盤は安定も、現金及び預金が減少
財務面では、総資産は178億4300万円と、前期末から6億4100万円減少。これは主に、現金及び預金が14億2300万円減少したことが影響している。純資産は3億5200万円減の137億6800万円となったものの、自己資本比率は72.5%と引き続き高い水準を維持しており、財務の健全性は保たれている。
通期業績予想は据え置き
同社は、2024年11月22日に発表した通期業績予想(売上高108億5000万円、営業利益18億8400万円、経常利益19億2000万円、純利益12億3200万円)について、今回の決算発表時点で変更はないとした。 #業績 #ビジネス #事業
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