スマートバンク(東京都品川区)が手掛ける家計管理サービス「B/43(ビーヨンサン)」が、3月24日から「ワンバンク(Onebank)」へと名称を改める。サービス開始から約4年、支出管理にとどまらず、金融サービスを一つにまとめる存在へと進化したことを受け、ユーザーへの利便性向上を図る狙いがある。
「B/43」は2021年4月に誕生したチャージ式のVisaプリペイドカードと家計簿アプリが一体となったサービス。サービス名には「Balance(残高)/予算」や「Budget(予算)/資産」の意味が込められており、収支のバランスを意識した家計管理を支援してきた。
開始当初は支出の可視化に重点を置いていたが、サービスはその後拡充を続けてきた。例えば、夫婦やカップルで共同管理できる「ペアカード」、利用した分を後から支払う「あとばらいチャージ」、複数の銀行口座を一元管理できる「口座連携機能」など、ユーザーの多様なニーズに対応した機能が次々に登場した。
こうした背景から、もはや「B/43」という従来の枠を超えた総合的な金融サービスとしての立ち位置が明確となり、新たなブランド名「ワンバンク」に改称する運びとなった。名称には「お金に関するすべてを一つにまとめる」という思いが込められており、貯蓄や資産形成など、将来的な機能拡張も視野に入れている。
名称変更に伴い、公式ウェブサイトのドメインも「b43.jp」から「onebank.jp」へと変更される。アプリやプリペイドカード(マイカード、ペアカード、ジュニアカード)は引き続き利用可能で、ユーザー側での手続きや対応は不要だ。なお、プリペイドカードのロゴや封筒、入金明細の表記については、当面の間、新旧名称が混在するという。
サービス内容に変更はなく、既存ユーザーの利用環境に影響は生じないとしている。
また、「ワンバンク」への移行に合わせて、新たにAIアシスタント「ワンバン」が登場する。これは、家計管理をサポートする機能で、すでに提供されている「AI支出チェッカー」や「AIレシート読み取り機能」に加え、マイ口座を利用するユーザーを対象に、支出の最適化や作業の効率化を支援する。今後はペアカードやジュニアカード、あとばらいチャージの利用者にも、順次対応していく予定だ。
スマートバンクは「お金の悩みをワンストップで解決する存在を目指す」としており、今後もAIを活用した新機能の投入を計画。サービスの進化とともに、ユーザーの家計管理に新たな価値を提供していく方針だ。 #事業 #ビジネス #ニュース
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