「家計はミルフィーユ、税と物価に折れた夢」――裕福に見えて、実はギリギリ。全国18人の“ゆとりなき余裕層”が明かす苦悩と怒り


“移民との競争”という新しい不安

意外と多く聞かれたのが、家庭内で話題になる「移民との仕事の競争」について。

北九州市の高校3年生、田島(たじま・仮名)さん(18)はこう話す。

「父が建設関係の会社にいて、技能実習生とか特定技能の子たちが増えてるって。日本人の若手が就職しなくて困ってたけど、外国人に任せたら“人件費も安くなってちょうどいい”っていう話になってるらしい。親は、“このままじゃ、真面目に働く若者の給料も上がらなくなるぞ”って焦ってた」

移民政策が進むなかで、日本人の“中の上”の暮らしが競争にさらされるリスクが、じわじわと表面化してきているのだ。

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