日産証券G、子会社を「NS FinTech」に商号変更 IT事業の中核担う新体制へ

日産証券グループ株式会社(東証スタンダード・コード8705)は4月16日、連結子会社である日産証券ファイナンス株式会社の商号を「NS FinTech株式会社」へ変更すると発表した。変更日は5月1日を予定しており、グループ再編に伴い、同子会社の事業領域を拡張する動きの一環とされる。

2019年に設立された日産証券ファイナンスは、これまで主に貸金業務を担ってきたが、今後はNSシステムズ株式会社が手掛ける法人投資家向けの取引インフラや、関連情報の提供、さらにはハードウェアリース事業を統合する。これにより、金融ITサービス領域を強化し、従来のグループ内取引にとどまらず、国内外の投資家を対象としたサービス提供体制へと転換する狙いがある。

新商号「NS FinTech」は、事業の中核を成す金融テクノロジー分野への注力を明確に打ち出したものだ。これまで日産証券株式会社の顧客を中心に展開されていたマージンファイナンスやITソリューションは、今後はより広範な顧客層をターゲットに据え、競争力強化を図る方針だ。

日産証券グループは、変化する金融業界の潮流に応じた事業体制の最適化を進めており、今回の商号変更もその一環と位置付けられる。ITと金融を融合させた新会社は、同グループにおける次世代成長戦略の中核を担うと見られている。

なお、NS FinTech株式会社の本店所在地は東京都中央区銀座六丁目10番1号。代表取締役社長は平尾友亮氏、資本金は3,500万円で、日産証券グループ株式会社が全株式を保有する。

グループ全体の再編を通じ、日産証券は「旧来型の証券ビジネス」から、「IT駆動型の金融サービス」への転換を急ぐ。成長分野への布石としてのこの一手が、どのような成果を生むのか、業界内の注目が集まっている。 #証券 #金融 #ニュース

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