【M&A】BCC、グッドデジタルを子会社化へ DX支援でシナジー狙う 取得額は50万円

IT営業アウトソーシング事業やヘルスケアビジネスを展開するBCC株式会社(東証グロース上場、代表取締役社長:伊藤一彦氏)は15日、取締役会において、グッドデジタル株式会社(本社:長野市)の全株式を取得し、完全子会社化することを決議したと発表した。

株式取得契約は同日付で締結され、譲渡実行日は2025年5月30日を予定している。取得株式数は50株、取得総額は50万円で、アドバイザリー費用等は発生していないとしている。

グッドデジタルは、2024年8月に設立されたばかりの新興企業で、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援サービスをはじめ、企業戦略の立案やシステム開発、人材教育、ECサイトの運営など幅広いIT関連業務を手がける。特にBCCが同日に発表した、シソーラス株式会社からの事業譲受計画との親和性が高く、今後の事業展開におけるシナジー創出が期待されている。

一方で、グッドデジタルの財務状況は立ち上げ初年度ということもあり厳しい。2024年12月期の決算では、売上高は1,104万6千円にとどまり、営業利益は185万1千円の赤字、当期純利益も187万7千円の赤字を計上。純資産はマイナス137万7千円、1株当たり純資産はマイナス27,554円、1株当たり当期純利益はマイナス37,554円という数値であった。

株式取得の相手先は、グッドデジタルの創業者であり代表取締役の荒井雄介氏で、譲渡前に全株式を保有していた。今回の取引により、BCCは議決権比率100%を取得し、同社を完全子会社化することになる。

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