グローバル・リンク・マネジメント、純利益予想を3億円上方修正 期末配当も5円増額へ

不動産投資事業などを手がける東証プライム上場の株式会社グローバル・リンク・マネジメント(GLM、コード:3486)は20日、2025年12月期の通期連結業績予想および期末配当予想をそれぞれ上方修正すると発表した。株式売出しの実施に伴い、法人税法上の「特定同族会社」に該当しなくなる見通しとなったことから、留保金課税の対象外となり、法人税の軽減効果が見込まれるためとしている。

■ 純利益は3億円増の41億円見通しに

発表によれば、売上高720億円、営業利益67億円、経常利益60億円の従来予想に変更はないものの、親会社株主に帰属する当期純利益については38億円から41億円に引き上げられた。増額幅は3億円で、増加率は7.8%。1株当たり純利益は、従来の237円33銭から256円06銭に改善する見込みとなった(※いずれも株式分割後換算)。

これは、株式売出しによりGLMの支配株主構成が変化し、留保金課税の対象から外れることにより法人税負担が軽減されることが主因である。2025年12月期に限定される影響ではなく、同社が掲げる中期経営計画「GLM100」で目標とする2026年および2027年の純利益にも継続的な増益効果が及ぶ見通しとしている。


■ 配当も方針に沿って5円増額 77円50銭へ

併せて、2025年12月期の期末配当予想を従来の72円50銭から77円50銭へと5円増額した。中間配当は行わず、年間配当は期末一括となる。配当性向は目標とする30%を維持しつつ、収益成長に連動して累進的に増配する方針に沿った対応となる。

なお、前期(2024年12月期)の年間配当は130円(株式分割前換算で65円)。今回の増配後も依然として水準は前期を下回るものの、安定成長軌道に沿った「確実な増配」として、投資家へのアピールを図る。


【業績予想(通期・2025年12月期)】※単位:億円

項目前回予想今回修正増減額増減率
売上高720720±00.0%
営業利益6767±00.0%
経常利益6060±00.0%
当期純利益(親会社帰属)3841+3+7.8%
1株あたり純利益(円)237.33256.06+18.73

【年間配当予想(2025年12月期)】※単位:円・銭

項目中間配当期末配当年間合計
前回予想0.0072.5072.50
今回修正0.0077.5077.50
増減±0+5.00+5.00
前期実績(参考)0.00130.00130.00

※2025年4月1日に実施された1株→2株の株式分割を反映済


同社では、期末配当は2026年2月開催予定の取締役会で正式決議する方針であり、今後の市場環境や株式売出しの実施状況によっては再度見直す可能性もあるとした。

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