20日午後4時10分ごろ、東京都新宿区のJR山手線・新大久保駅と新宿駅の間を走行中の内回り列車の車内で、電子機器が突如発火する事案が発生した。これを受けて、JR東日本は安全確認のため山手線を含む計5路線で一時的に運転を見合わせる措置を取った。
JR東日本の発表によれば、発火した機器は乗客が所持していたスマートフォン、またはモバイルバッテリーのいずれかとみられる。乗客や乗務員に大きな負傷は報告されていないが、一部の利用者が煙を吸い込むなどの軽症を訴えたとの情報もある。
該当列車は直ちに停車し、消防や鉄道職員が対応にあたった。火は間もなく消し止められ、被害は限定的だったという。影響を受けた路線は山手線のほか、中央・総武線各駅停車、埼京線、湘南新宿ライン、成田エクスプレスなどとみられる。
運転は午後5時20分ごろに順次再開される見通しで、JR東日本は原因の特定と再発防止に努めるとしている。
近年、スマートフォンやモバイルバッテリーの発火事故は全国各地で相次いでおり、鉄道各社は安全啓発の必要性を改めて訴えている。
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