
山口県在住の安岡篤志氏が11日、ロッテの人気菓子「チョコパイ」に歯のような異物が入っていたとX(旧Twitter)上で投稿し、大きな話題を呼んでいる。投稿には写真も添えられ、「チョコパイの中から歯みたいなものが出てきた」とする内容が瞬く間に拡散。12日夕時点で3万件を超える「いいね」と数千件のリポストを記録した。
株式会社ロッテは同日中にサンプル回収を行い、製造工場や流通経路を含めた調査を開始した。広報担当者は取材に対し「現在、外部分析機関を含めて原因を特定中であり、現時点では混入経路は不明」とコメント。対象製品の製造ラインを一時停止し、同一ロット製品の安全確認を進めているという。
一方、SNS上では投稿写真をもとに「明らかに人間の歯の形状に似ている」「内部混入ではなく後から混ざったのでは」など意見が分かれている。中には歯科衛生士を名乗るユーザーが「投稿者本人の歯が欠けた可能性もある」と指摘し、事実関係の確認を求める声も相次いだ。また、過去に同様の異物混入が報告された他社製品を引き合いに出し、「食品の安全管理体制を見直すべきだ」とする意見も広がっている。
安岡氏は投稿後、地元メディアの取材に応じ「噛んだ瞬間に硬い感触があり、違和感を覚えて確認したところ白い硬いものが出てきた。すぐに販売店とロッテに連絡した」と説明。現在は同社からの連絡を待っていると述べた。
ロッテは2024年にも一部製品で包装不良や異物混入の問い合わせを受けており、今回の件がSNSで急速に拡散したことを受け、早期の説明責任が求められている。食品業界関係者は「消費者の信頼回復には、科学的根拠をもとにした迅速な発表が不可欠」と指摘する。
現時点で、ロッテから公式の見解や分析結果の公表は行われておらず、真相解明は今後の検査次第とみられる。消費者の間では「事実であれば重大」「SNS時代における企業対応の重要性を象徴する事例」との声が上がっており、同社の対応が注目されている。
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