愛媛県西条市に拠点を置くタオル製造「株式会社星野タオル」が、自己破産申請の準備に入った。関係者によると、同社は2025年12月22日付で事業を停止し、以後の事後処理を弁護士に一任したとされる。負債総額は約1億4000万円に上る見通しだという。
同社は1980年に設立。「今治タオル工業組合」の組合員として、今治タオルをはじめとするブランドタオルの製造・販売を手掛け、タオル卸会社などを主要取引先として事業を展開してきた。地域に根差したものづくりを看板に、業界内で一定の存在感を示していたとされる。
しかし近年、タオル市場を取り巻く環境は厳しさを増していた。国内外で競争が激化する中、原材料価格の上昇が採算を直撃し、収益力が徐々に低下したという。加えて、従業員の退職が続いたことで人材確保が難航し、生産体制の維持自体が重荷になったとみられる。
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