栃木県内の公立高校で撮影されたとされる動画が交流サイト(SNS)上で拡散し、生徒による深刻な暴行行為の疑いが浮上している。動画は学校の男子トイレ内で撮影されたもので、複数の生徒が一人の生徒に対して不衛生な行為を伴う暴行を加えている様子が映っており、ネット上では「いじめの域を超えている」といった批判が相次いでいる。
問題の投稿は、1月4日にX(旧Twitter)上で公開された。投稿者は「真岡北陵高校」の名を挙げ、校内で起きたいじめ行為を告発する趣旨で動画を掲載。投稿直後から急速に拡散し、閲覧数は140万回を超え、1万件以上の「いいね」や多数のリポストが確認されている。
動画は約9秒と短いが、複数の生徒が一人の生徒を取り囲み、清掃用具を使った悪質な行為に及んでいる様子が確認できる。撮影場所は学校施設内とみられ、周囲には止めに入る生徒の姿は見当たらず、笑い声を上げながら事態を見守る者もいるように映っている。被害を受けた生徒は抵抗を試みるが、多人数に囲まれる形となり、状況は一方的だったと受け取れる。
投稿では、事件の舞台として栃木県立真岡北陵高等学校の名が挙げられている。同校は農業・工業などの専門課程を設ける公立高校で、地域に根差した教育機関として知られている。
SNS上の反応は厳しい。
「これはいじめではなく暴行事件だ」「周囲で見ていた生徒も同罪ではないか」「被害者の顔がさらされているのは二次被害につながる」といった声が相次ぎ、警察や教育委員会による対応を求める意見も目立つ。特に、被害者保護の観点から「動画の扱いには慎重であるべきだ」とする指摘が多く寄せられている。
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