【香川・三豊】老舗「讃岐罐詰」、自己破産申請へ 負債12億円

香川県三豊市に本拠を置く缶詰製造の讃岐罐詰株式会社が、自己破産申請の準備に入ったことが分かった。関係者によると、同社は2026年1月5日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。負債総額は約12億3000万円に上る見通し。

同社は1929年創業、1952年に法人化。商社やスーパー、食品会社などを取引先に、マッシュルーム、桃、栗といった缶詰のほか、各種ジャムや調理缶詰などを手がけ、長年にわたり地域の食品加工を支えてきた。

ただ、近年は市場環境が一変した。中元・歳暮を中心とした贈答用需要の落ち込みが直撃し、売上は伸び悩んだ。そこへ追い打ちをかけるように、原材料価格や人件費の上昇が採算を圧迫。収益の回復が見通せないまま資金繰りが窮屈さを増し、継続のための手当てを重ねても立て直しは容易でなかったという。

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