株式会社白鳩(東証スタンダード・3192)は9日、2025年11月期(2025年3月1日~11月30日、9カ月決算)の業績が前回予想を下回ったことを発表した。売上高は前回予想比5.8%減の42億800万円、営業損失は当初予想の5700万円から1億3100万円に拡大。当期純利益も3億8100万円予想に対し3億1400万円と17.3%減少した。
同社は2025年5月の定時株主総会で決算期を変更(従来の2月期から11月期へ)したため、今期は異例の9カ月決算となっている。
業績予想と実績の差異(単位:百万円)
| 項目 | 前回発表予想(A) | 今回実績(B) | 増減額 | 増減率(%) |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,470 | 4,208 | △262 | △5.8 |
| 営業利益 | △57 | △131 | △74 | – |
| 経常利益 | △76 | △149 | △73 | – |
| 当期純利益 | 381 | 314 | △67 | △17.3 |
| 1株当たり当期純利益 | 57.24 | 47.31 | △9.93 | – |
同社によると、主な要因は国内EC販売における季節性商品(冬物)の需要が前年並みに高まると見込んでいたものの、競合他社との競争激化により売上が伸び悩んだことにある。
一般管理費の抑制に努めたものの、売上減の影響を吸収しきれず、営業損失・経常損失ともに拡大。当期純利益も予想を下回る結果となった。白鳩は下着・インナーウェアを中心にEC事業を展開するが、近年は価格競争の激化や消費者の節約志向が業績に重くのしかかっている。9カ月決算という特殊事情もあるが、通期換算でも前期実績を大幅に下回る厳しい着地となった。
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