富山県富山市に本拠を置く解体工事業の株式会社澤田が、富山地方裁判所から破産手続開始決定を受けていたことが11日までに分かった。決定は2月24日付。負債総額は約1億8000万円にのぼる見通し。
同社は1992年に設立。富山県内を主な営業エリアとして、住宅や各種構造物の解体工事を中心に事業を展開してきた。地域の建設需要を背景に業容を拡大し、ピーク時とみられる2005年3月期には売上高約2億9000万円を計上するなど、一定の事業規模を維持していた。
しかし、その後は景気の低迷や建設需要の落ち込みの影響を受け、受注環境が次第に悪化。公共・民間を問わず工事案件の減少が続き、売上は縮小傾向となったとみられる。資金繰りも厳しさを増し、債務超過状態に陥るなど経営状況は一段と悪化していた。
関係者によると、同社は事業継続を模索していたものの、業績回復の見通しが立たず、これ以上の営業継続は困難と判断。裁判所に破産を申し立てた。
曇りがち


コメント