バリュエンスホールディングス、2026年8月期業績予想を大幅上方修正 営業利益2.1倍、配当も倍増へ

バリュエンスホールディングス(東証グロース・9270)は9日、2026年8月期の通期連結業績予想を上方修正すると発表した。売上高を前回予想比5.9%増の990億円、営業利益を同110.5%増の40億円に引き上げた。経常利益は同121.6%増の37億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同160.3%増の19億円を見込む。

12期ぶりの最高益更新となる見通しだ。併せて期末配当を1株当たり15円増額し、年間30円(前期実績10円)とする増配も発表。株主還元姿勢を強めた。同社はブランド品や骨董美術品などのリユース事業を主力とする。2025年9~11月期(第1四半期)では売上高が前年同期比30.3%増の約245億円、営業利益15億円の黒字(前年同期は赤字)に転換するなど好調だった。修正の背景には、売上総利益率を重視した仕入方針の継続と効率的な店舗運営が奏功した点がある。

地金相場の上昇などの外部要因も寄与したが、各ジャンルで計画を上回る仕入を確保できたという。販売面では期首からの潤沢な在庫に加え、最適な販路選定により自社オークションと小売が好調に推移。特に国内5店舗の特性を生かした販売戦略が成功し、EC事業でもシームレス出品の期間延長などが売上拡大につながった。これまでの投資効果が顕在化している。

費用面でも効率運営を継続し、構造改革は計画通り進捗。下期については相場動向などを保守的に見積もり据え置きとしたが、第1四半期の実績と足元状況を踏まえ、通期予想を上方修正した。

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