埼玉県さいたま市に本拠を置く医療法人「医療法人慈眼会こうづか眼科」が、さいたま地方裁判所より破産手続開始決定を受け、倒産したことが明らかになった。決定は2025年12月24日付。負債総額は約1億円に上る見通しとされる。
同法人は2004年に設立され、「こうづか眼科」の名称で眼科クリニックを運営。眼科一般診療のほか、白内障や緑内障、網膜剥離、硝子体などの眼科手術を手掛け、地域医療の一端を担ってきた。
しかし、医療機関間の競争激化や採算性の悪化などにより業績は低迷。2017年4月期には債務超過に陥るなど、厳しい財務状況が続いていた。
その後も経営の立て直しを図ったものの、診療体制の維持が困難になったとして、2025年11月末をもって閉院。以降は事後処理を進めていたが、資金繰りの改善には至らず、今回の破産手続開始に至った。
関係者によると、負債総額は約1億4900万円に上るとみられており、裁判所の管理のもとで清算手続が進められる見通しとされる。
曇りがち

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