記者 : 藤沢 敬済 / あしたの経済新聞
イタリアンレストランチェーン大手のサイゼリヤ(東証プライム・7581)は9日、2025年8月期第2四半期(中間期)の連結決算実績が、昨年10月に発表した予想値を下回ったことを明らかにした。加えて、通期業績予想も営業利益・経常利益について下方修正した。一方で、既存店の好調な推移を受け、売上高は上方修正となった。
第2四半期(2024年9月~2025年2月)の連結業績は、売上高が1,215億円で、前回予想比0.4%減となる一方、営業利益は14.1%減の61億円にとどまった。原材料価格、特に米や野菜の高騰が響き、粗利益率が低下したことが要因。最終利益(親会社株主に帰属する中間純利益)は46億円と、前回予想をやや上回った。

個別決算でも同様に、売上高は798億円と前回予想を上回ったが、利益面では期初見通しを下回った。中間純利益は18億円となり、前回予想から22.9%減少した。
通期の連結業績見通しについては、売上高を当初予想の2,536億円から2,587億円に上方修正したものの、営業利益は166億円から155億円へ、経常利益は164億円から157億円へとそれぞれ引き下げた。最終利益は103億円で据え置いた。
会社側は、既存店の客数および客単価が堅調に推移しているとし、メニュー施策やDX活用による効果を引き続き見込んでいる。ただし、下期についても米価格や食材費の上昇傾向が継続するとの見通しを示し、粗利益率の見通しを通期で55.5%から54.2%に引き下げた。
個別ベースでも、通期売上高は当初見込みの1,600億円から1,685億円へ上振れしたが、経常利益は820億円から780億円へ、純利益は550億円から520億円へと減少を見込んでいる。 #ニュース #事業 #ビジネス
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