「ちょっと困るよね」 湖南市の住民情報システム、ようやく復旧 サーバーで二重故障

滋賀県湖南市で27日夕方から停止していた住民情報システムが、30日午後1時までに復旧した。市によると、障害は27日午後4時15分頃に発生し、市民課や税務課など住民生活に直結する各種行政サービスが停止。システムの回復に要した時間は実に約3日間に及んだ。市は「市民の皆様に多大なご不便とご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げる」としており、31日からは全業務を通常通り再開する。

障害の原因は、同市が加盟する「おうみ自治体クラウド協議会」が共同で利用するデータセンターにおいて、11台あるハードディスクのうちメインと予備の2台がほぼ同時に故障したことにあった。市の説明によれば、通常であればメインのディスクに障害が生じた際は自動的に予備へと切り替わる設計となっていたが、切替作業の途中で予備ディスクにも異常が発生。サーバーとの通信が不能となり、住民情報システム全体が停止したという。

停止の影響は広範囲に及び、住民異動に関する手続きや税の納付、証明書を除く税務業務全般のほか、介護保険や国民健康保険、福祉医療の窓口対応などが相次いで中断。教育関連の転校手続きや母子健康手帳の交付業務も行えない状況が続いた。加えて、障がい福祉、生活保護に関する通知の送付など、各部門の通常業務にも混乱が生じた。

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