【交通・都市開発】東急、OpenStreetと資本業務提携 沿線の移動環境を高度化へ

東急株式会社(東京都渋谷区)は、国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」などを展開するOpenStreet(オープンストリート)株式会社(港区)と資本業務提携を結んだ。3月末に契約を締結したもので、今後は移動データの活用やモビリティステーションの展開を通じて、東急線沿線の利便性向上と街の回遊性強化を図る。

東急とOpenStreetはすでに、東急バス株式会社を通じた業務提携のもと、沿線エリアでシェアサイクルやEVカーシェアなどの展開を進めてきた。バス停や営業所、折返所にサイクルステーションを設置し、バスから自宅や目的地への「ラストワンマイル」を補完する取り組みだ。

今回の資本業務提携により、OpenStreetが保有する交通移動データの共有が可能となり、鉄道駅や商業施設、住宅地などへのアクセス性のさらなる向上が期待される。東急は「住む人、訪れる人に選ばれ続ける沿線」を掲げており、移動ニーズの多様化に応じたインフラ整備を加速させる。

画像 : 東急株式会社 OpenStreet株式会社

OpenStreetは、自転車活用推進法を背景に、シェアサイクルや小型EV、電動スクーターといったマルチモビリティを一体で提供するプラットフォームを展開。同社が運営する「HELLO CYCLING」は全国規模で拡大を続けており、MaaS(Mobility as a Service)の観点からも注目を集めている。

東急フューチャー・デザイン・ラボの三渕卓部長は、「東急バスとの連携から始まり、今後はグループ全体でシェアモビリティへの取り組みを広げる。沿線全体のまちづくりの活性化にもつながる」と話す。

画像 : 東急株式会社 OpenStreet株式会社

一方、OpenStreetの工藤智彰社長は「東急の持つ交通・都市開発の知見と、当社のモビリティ基盤の融合により、人とまちがより豊かにつながる未来が描ける」とコメント。シェアサイクルと公共交通の連携により、より柔軟で快適な移動手段を提供し、脱炭素社会や地域経済の活性化にも貢献するとしている。

東急は今後も、OpenStreetおよび東急バスとの連携を強化しながら、沿線住民や来訪者にとって利便性の高い都市空間の創出を目指す。 #事業 #ビジネス #ニュース

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