神戸発のアパレル通販「イーザッカマニア」事業停止 ズーティーなど4社、負債総額30億円で自己破産へ

カジュアルウエアやファッション雑貨の販売を手掛けていた有限会社ズーティー(神戸市中央区海岸通)と関連会社3社が4月15日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが16日までに分かった。負債総額は4社合計で約30億円に上る見通しだ。

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ズーティーは、2002年に創業、2005年に法人化され、「テンション高めの女子をつくる」をコンセプトに、ティーンから20代前半の女性層を主なターゲットとしたレディースアパレルを企画・販売してきた。全国各地に小売店舗を展開したほか、自社ショッピングサイトおよび大手通販サイト上でも「イーザッカマニアストアーズ」の名称で販売を展開。ピークだった2018年9月期には年売上高約40億円を計上していた。

しかし、同年12月に物流面でトラブルが発生、出荷業務の停滞により販売機会を逸失。加えて実店舗縮小による売り上げ減少や、収益面での悪化が重なり、業況は急速に悪化した。さらに2020年には新型コロナウイルス感染拡大の影響で実店舗が休業を余儀なくされ、同年9月期の年売上高は約35億円にとどまった。

その後はネット販売に経営資源を集中。2023年9月期までに全実店舗を閉鎖し、若手社員を中心としたSNS広告やインフルエンサーとのコラボレーションを推進するなど、売り上げ回復を図っていた。だが、円安基調による仕入れコストの上昇、さらにはコロナ禍対応で受けた融資の返済負担が重くのしかかり、資金繰りが限界に達したことで、事業継続を断念するに至った。

なお、ズーティーと一体で事業運営を行っていた関連会社、株式会社アーク(同所)、株式会社ループ(同所)、株式会社ループロジスティクス(同所)も同時に事業を停止した。アークは主に中国からの仕入れ窓口、ループは販売商品の検査作業、ループロジスティクスは物流業務をそれぞれ担っていた。

4社合計で約30億円に達するとみられる。

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