大手総合不動産の三井不動産株式会社(東京都中央区)は24日、グループ全体で使用しているメールシステム「IIJセキュアMXサービス」への不正アクセスについて、顧客および取引先に関する個人情報の漏えいは確認されなかったと発表した。
本件は、インターネット接続事業大手の株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)が提供する同メールサービスに対し、2025年4月17日までに外部からの不正アクセスがあったことを受け、三井不動産が関係各社に状況を照会していたもの。IIJは22日、同社ウェブサイトにて情報漏えいの可能性に言及し、関係各社に個別報告を行っていた。
これを受け三井不動産は改めて調査を実施し、IIJより提供された詳細情報に基づき、「漏えいの可能性があるデータに、顧客・取引先の個人情報は含まれていない」と結論づけた。これにより、当初懸念された外部流出の危険性は現時点で否定された形となる。
一方で、同社および関連会社を名乗る悪質な詐欺行為が発生する可能性もあるとして、同社は「不審な電話、メール、郵便物などには十分にご注意いただきたい」と注意を呼びかけている。
なお、情報漏えいの対象外であることが確認されたグループ企業は以下の通りで、ホテル、商業施設、エネルギー、不動産ファンド運用、造園業、福祉支援など多岐にわたる部門を含む。
株式会社三井不動産ホテルマネジメント、三井不動産ファシリティーズ株式会社、三井不動産ファシリティーズ・ウエスト株式会社、三井不動産TGスマートエナジー株式会社、株式会社NBFオフィスマネジメント、株式会社三井不動産アコモデーションファンドマネジメント、三井不動産商業マネジメント株式会社、三井不動産フロンティアリートマネジメント株式会社、三井不動産リゾートマネジメント株式会社、三井不動産ロジスティクスリートマネジメント株式会社、東京ミッドタウンマネジメント株式会社、三井不動産エンジニアリング株式会社、三井不動産投資顧問株式会社、第一園芸株式会社、三井不動産ビルマネジメント株式会社、株式会社綱町倶楽部、株式会社ShareTomorrow、アンドレジリエンス株式会社、株式会社ウェイブリアルエステート、株式会社mitaseru JAPAN、SUPERYARD株式会社、株式会社GREENCOLLAR、GREENCOLLAR NEW ZEALAND LIMITED、三井不動産ワールドファーム株式会社(事業承継済)、ららぽーとエージェンシー株式会社、フロンティアリートSCマネジメント株式会社、ファースト・ファシリティーズ千葉株式会社、ファースト・ファシリティーズ・チャレンジド株式会社。
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