暴行映像で波紋広がる札幌・花井組 社長交代に乗っ取り説も 本間奈々氏が投稿 創価学会・公明党との関係に言及

札幌市西区の建設会社「株式会社花井組」で撮影されたとされる暴行映像の拡散を受け、同社をめぐる疑念がさらに広がっている。元自治官僚で地方行政に精通した政治家の本間奈々氏が、自身のX(旧Twitter)上で花井組の経営体制に関する私見を投稿。

同氏は投稿の中で、「花井組は長らく“花井”姓の人物が社長を務めていた」と述べた上で、4年前に現社長である七戸義昭氏に交代した点に着目。「なぜ花井さんがこの人物を後継に据えたのか分からない」とし、違和感をにじませた。また、創価学会や中国からの影響についても触れ、経営交代の背景に何らかの外部的力が働いた可能性に言及している。

本間氏の投稿:スクリーンショット

花井組は、札幌市や北海道などから公共工事を受注してきた歴史を持ち、地域のインフラ整備を支えてきた企業のひとつである。警察や消防との関係性も厚く、かつては“模範的企業”の一角として知られていた。その企業が突如、暴行映像という衝撃的な形で世間の注目を浴びることとなったのは、偶発的な事件で済まされるものではあるまい。

SNSに投稿された2分8秒の映像では、男性が、従業員の男性を平手打ちや蹴りで攻撃する様子が克明に映されていた。撮影された現場は、花井組の社員寮であると見られ、映像に登場する人物も社長本人である可能性が高いとされている。さらに、同社の取引先関係者からは「今回だけではないと思う」との声も上がっており、社内における暴力の常態化を疑わせる証言が寄せられている。

本間氏はかつて札幌市の企画課長を務め、春日井市副市長や自治大学校研究部長などを歴任した経歴を持ち、道内の行政や企業動向に関して独自の視点を持つ人物でもある。その彼女が「社長交代に不自然さがある」と述べた発言は、憶測にとどまらず、かつて信頼を寄せられていた企業の変質に対する率直な疑問として読むこともできる。

いかに財務体質が安定していようとも、企業としての本質は「誰が、どのように経営しているか」に尽きる。公共事業を支える立場にある以上、暴力という行為が一度でも確認されたのであれば、企業としての正当性は根本から問われるべきだろう。

いま花井組に求められているのは、映像の真偽についての釈明ではない。誰が、なぜ、何を変え、何が崩れたのか。黙して語らぬその姿勢が、かえって企業としての本質を物語っている。

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