企業の財務情報を視覚的に提供するウェブサービス「IRBANK(アイアールバンク)」において、2025年5月9日現在、複数のユーザーから「セキュリティ警告が表示され、ページを閲覧できない」との報告が相次いでいる。

Google Chromeなど主要ブラウザで「https://irbank.net」にアクセスすると、「この接続ではプライバシーが保護されません」という警告文と共に、SSL証明書のドメイン不一致を示す「NET::ERR_CERT_COMMON_NAME_INVALID」エラーが表示され、正常な閲覧が不可能な状態となっている。
IRBANKは、上場企業の財務諸表、有価証券報告書、株主構成、役員情報などを集約した無料の企業情報検索サービスとして、個人投資家や経済関係者を中心に広く利用されてきた。とりわけ、情報の見やすさやCSV形式でのダウンロード機能が評価され、IR開示データの検索ツールとして定着している。
しかしながら、今回確認された証明書エラーは、当該サイトが導入しているSSL証明書の設定に何らかの問題が生じていることを示すものであり、サイトの正当性が担保されない状況となっている。これにより、ユーザー側の端末では自動的にアクセスが遮断される仕様となっており、Twitter(現X)などのSNS上では「IRBANKが見られない」「証明書が切れているのでは」といった困惑の声が散見された。
運営会社からは現時点で公式な説明は出されておらず、同社SNSにも障害情報等は掲示されていない。証明書の有効期限切れや設定誤りなどが原因と見られるが、詳細は明らかになっていない。
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