佐賀県佐賀市に本社を構える建築会社「株式会社クレセントホーム」が、5月8日付で事業を停止し、弁護士に事後処理を一任したことが分かった。民間の信用調査会社によると、同社は現在、自己破産申請の準備に入っているという。
2002年に設立されたクレセントホームは、佐賀県内および福岡県南部を主な営業圏として、木造の注文住宅を中心に事業を展開。設計から施工までを一貫して手がけ、分譲住宅の販売にも乗り出すなど、地域密着型の住宅メーカーとして一定の地位を築いてきた。これまでに累計1000棟以上の住宅を供給した実績を有する。
しかし近年は、大手ハウスメーカーとの競争激化により受注が伸び悩んだほか、建材費や人件費の高騰によって採算が大幅に悪化。資金繰りが急速に逼迫し、経営再建の目途も立たない中、苦渋の決断を下したとみられる。
負債総額は約6億4000万円にのぼる見通し。
曇りがち
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