ホンダが支援するブラジルeスポーツ選手、日本への原爆揶揄投稿か 波紋広がる

世界的人気を誇るeスポーツチーム「Team Liquid(チーム・リキッド)」の選手が、日本の対戦相手に対して原爆を揶揄するような投稿を行い、波紋が広がっている。同チームは自動車大手ホンダと公式パートナー契約を結んでおり、インターネット上では「スポンサー企業の責任はどうなるのか」といった声も上がっている。

問題の投稿は、チーム・リキッドの「Liquid Dias」選手が5月14日、対戦相手である日本のプロチーム「CAG」に敗れた後に自身のSNSアカウントで行ったもので、「強豪CAGに敗北、次の大会へ」と記す一方、添付されたGIF画像には、第二次世界大戦中に米軍が広島へ投下した原子爆弾とみられる映像が含まれていた。

この投稿がX(旧Twitter)上に拡散されると、瞬く間に批判の声が殺到。「日本に対する明確な侮辱行為」「歴史的悲劇を軽視している」として、国内外のユーザーから非難が集中した。

皆さん、こんにちは。先日の試合後に投稿した内容について、心からお詫び申し上げます。あのGIFを使用したことは大きな過ちでしたし、多くの方々に不快な思いをさせてしまったことを深く反省しています。あの投稿に悪意は一切ありませんでしたが、文脈や選択が非常に不適切だったことは重く受け止めています。

特に、日本のファンの皆様、そしてブラジルや日本にお住まいの日本人コミュニティの方々に対して謝罪申し上げます。日本の皆様が我々の国にとってどれほど大切な存在であるかを理解しており、それを踏まえた上で、もっと配慮ある行動をとるべきでした。CAGの選手たちにはすでに直接謝罪し、今回の出来事を通じて自分自身を見つめ直しています。

これからはもっと学び、思慮深く行動し、責任あるプレイヤーとして振る舞っていくことを誓います。

改めて、心よりお詫び申し上げるとともに、今後はサーバー内外を問わず、より敬意と配慮をもった行動を心がけてまいります。(投稿日本語訳)

Dias選手はその後、16日未明に英語で謝罪文を投稿し、「日本人に対する攻撃的な意図はなかった」「選択が不適切だったことを認識している」とし、日本や在日ブラジル人コミュニティへの謝罪を表明した。さらに「CAGの選手には直接謝罪した」と述べたが、リプライ欄には「許される問題ではない」「無知で済む話ではない」とする厳しい意見が寄せられている。

チーム・リキッドは北米を本拠とする世界的eスポーツチームで、過去に複数の国際大会で上位入賞しており、日本企業であるホンダは2019年1月より同チームと公式自動車パートナー契約を締結している。今回の一件を受け、ネット上では「ホンダはこの事態をどう受け止めるのか」「即刻スポンサー契約の見直しを」といった投稿も散見される。

編集部ではホンダに対し、今回の問題に関する見解を求めるべく、近日中に正式な取材を申し込む予定だ。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

アーカイブ