精密金属加工やロボット関連機器の製造を手がけていたロボコム・アンド・エフエイコム株式会社(本社:東京都港区、登記上本店:福島県南相馬市)は、4月25日付で福島地方裁判所相馬支部より特別清算の開始決定を受けた。関係者への取材により明らかになったもので、負債総額は約33億円にのぼる見通し。
同社は2018年、FA(ファクトリー・オートメーション)システム開発を主力とする株式会社オフィスエフエイ・コム(栃木県小山市)や、ロボット開発を行うロボコム株式会社(東京都港区)などによる共同出資により設立された。設立当初から、金属加工における高精度技術とロボット・3Dプリンタなどの先端機器を組み合わせた一貫生産体制を構築し、産業向けソリューション企業として注目を集めていた。
しかし、2022年7月に出資元のオフィスエフエイ・コムが民事再生法の適用を申請。さらに2024年4月にはロボコム株式会社も東京地裁より破産手続の開始決定を受けるなど、主要株主企業が相次いで経営破綻。資金繰りの支援や顧客信用の維持が困難となったことで、ロボコム・アンド・エフエイコムも2024年3月頃までに事業を停止し、清算手続に向けた準備を進めていた。
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