農業機械メーカーの株式会社オーレックホールディングス(本社・福岡県広川町、今村健二社長)は、自転車ロードレースのプロチーム「VC FUKUOKA」(運営:株式会社VCドリームス、佐藤信哉代表兼監督)と、スポンサー契約およびサプライヤー契約を結んだ。オーレックはレッドスポンサーとして資金面からチームを支援するほか、同社が展開する無洗米発芽玄米「mybrown(マイブラウン)」を通じて、選手の食生活を支える。

VC FUKUOKAは、国内外で開催される各種ロードレースに参戦する傍ら、自転車を通じた地域貢献活動や健康促進の啓発に取り組んでいる。福岡を拠点にスポーツ文化の振興を目指す姿勢に、地元企業であるオーレックが共鳴。創業以来掲げてきた「草と共に生きる」という理念のもと、今回のパートナーシップが実現した。
とりわけ、今年福岡県筑後エリアが開催地の一つとなる「マイナビ ツール・ド・九州2025」を控える中での連携は、地域とスポーツの融合を象徴する試みでもある。VC FUKUOKAの佐藤代表は、「地元企業と手を取り合って地域を盛り上げていく取り組みに、大きな可能性を感じている」と期待を寄せた。
また、選手の食環境をサポートする役割として、オーレックが展開する「mybrown」も、チームの公式サプライヤーとして機能する。mybrownは、農薬や化学肥料を使わずに育てられた国産玄米を使用した無洗米発芽玄米で、豊富なGABA、ビタミン、食物繊維などを含み、アスリートにとっての理想的な主食とされている。持久力と瞬発力が求められる自転車競技において、日々の栄養バランスがパフォーマンスに直結するなか、栄養面からの支援は大きな強みとなる。

佐藤氏は「食と農の視点からアスリートの体づくりを支えるオーレック様の協力は、チームにとって非常に心強い。スポーツを通じて健康的なライフスタイルの価値を地域に広げていくことも我々の使命」と語る。
オーレックホールディングスは、1948年の創業以来、小型農業機械の製造を中心に「草生栽培」を支援する製品開発を進めてきた。2023年からはグループ経営体制へ移行し、健康や環境といった新たな分野へも事業領域を広げている。mybrownもそうした新分野の一つであり、D2C型のサブスクリプションサービスとして全国展開を進めている。
今回の提携は、スポーツ、農業、地域活性という異なる領域を結び付ける新たなモデルとして注目される。企業とアスリートが手を取り合い、「地域と共に生きる」という価値を実践していくことで、持続可能な社会づくりの一端を担う構想が、現実のかたちを帯び始めている。
コメント