【備蓄米販売】LINEヤフーとアスクル、政府備蓄米の一般販売を開始 5キロ1,998円で送料無料 ヤフーショッピング経由で受付

政府備蓄米の一般消費者向け販売がいよいよ本格化する。LINEヤフー株式会社(東京都千代田区)とアスクル株式会社(東京都江東区)は29日、政府が保有する備蓄米の予約受付を、LINEヤフーが運営するECサイト「Yahoo!ショッピング」内の「LOHACO by ASKUL」にて開始した。

これは、LINEヤフーが政府との随意契約に基づき、備蓄米販売事業者として認定を受けたもので、国が管理する米の供給をECチャネルで担う初の大規模な取り組みとなる。アスクルの全国物流網を活用し、全国の消費者に対して送料無料(※一部地域を除く)で6月中下旬より順次出荷される見通し。

対象となる商品は、令和4年産のブレンド精白米(5kg・1袋)で、税込価格は1,998円。初回の販売予定数量は1万袋(計50トン)で、購入は1人1回4点までと制限を設け、転売防止にも配慮。さらに、購入者には次回以降に使えるクーポン配布も予定されている。

加えて、Yahoo!ショッピングでの購入により、通常は5%、LYPプレミアム会員には7%のPayPayポイント(期間限定)が付与される。なお、このポイントはLINEヤフーグループ内の一部サービスでのみ利用可能で、出金や譲渡は不可となっている。

今回の取り組みについてLINEヤフーおよびアスクルは、「全国の生活者に対し、安定的に主食であるお米を供給することを目指すものであり、急激な価格高騰に対する緩衝措置としての役割を果たしたい」とコメント。物価上昇が生活を直撃する中、実質的な生活支援策として注目されそうだ。

また、政府備蓄米の不当転売防止を目的に、「Yahoo!オークション」および「Yahoo!フリマ」では、当該商品の出品を全面禁止とする措置も講じられた。今後、在庫状況に応じて再販も予定されており、追加情報はLOHACO特設ページ(https://shopping.yahoo.co.jp/promotion/event/seasonal-offers/stockpiled-rice/)にて随時公開される。

物価高の影響が続く中、EC大手と物流企業が手を組んだ“デジタル配給制”とも呼ぶべきこの動きは、今後の食料流通の在り方にも一石を投じるものとなりそうだ。

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