2025年6月12日、前内閣総理大臣で現在も国会議員として活動する岸田文雄氏が、自身のYouTubeチャンネル登録者数10万人達成を報告し、いわゆる「銀の盾(Silver Play Button)」が到着したことを記念する開封動画をX(旧Twitter)で告知した。この投稿は爆発的に拡散され、「元総理系YouTuber」なる言葉が一時トレンド入りするほどの反響を呼んでいる。
岸田氏は、「皆さんのおかげでチャンネル登録者10万人を達成することができました。ありがとうございます」と感謝を述べたうえで、「先例に倣い早速開封の儀を行いました」と紹介。動画サムネイルには満面の笑みで銀の盾を手にする氏の姿が写され、「前総理の銀の盾開封動画」との文字が躍る。現在、この投稿はわずか半日足らずで約750万回以上閲覧されており、注目度の高さがうかがえる。
■「元総理がニッコニコで開封動画」…日本的平和にSNS民もほっこり
この投稿に対し、SNSではポジティブな反応が相次いでいる。
「元総理系YouTuberで草」
「前内閣総理大臣で現役の国会議員でもある政治家がニッコニコで銀の盾開封動画投稿してるんだぞ。こんな平和な国ってあるか? 君らはもっと日本国民であることをありがたく思った方がいい」
「ここで誹謗中傷してるやつ全員“開示してみた‼”みたいな動画あげたらヒカキン超える」
など、政治家というよりもむしろ“個人YouTuber”としての活動を称賛する声や、温かいユーモアに満ちたコメントが散見される。
なかには、
「おめでとう!どうせ開封するなら、今月の政治資金開示してみた!とか、YouTuberらしく居眠り議員に凸してみた!とかやってほしい🫣」
といった、より“本格的なYouTuber路線”への期待を込めた投稿も見られる。
■再評価される「人柄」 厳しい政界から笑顔の動画空間へ
在任中、物価高や防衛費、少子化対策など重たい課題に直面し、「決断しない政治」などと揶揄されることも多かった岸田氏だが、退任後のSNS戦略においては、一転して親しみやすさと「素朴な笑顔」が武器となっている。過去には若者向けの動画企画なども行っており、その“距離感の近さ”に対してはかねてより一定の評価があった。
今回の開封動画の登場によって、「元総理の新たなキャリア」としてネットユーザーの間では好意的に受け止められており、「政界からYouTube界への転身」という異例の歩みにも注目が集まる。
■「ヒカキン超え」期待の声も 今後の投稿内容に関心
「次は“炎上系”いくのか」「国会中継の解説とかしてほしい」「党内のガチ喧嘩“実況してみた”やってほしい」といった、やや過剰な期待が寄せられる一方で、「現職議員としての職務を忘れないで」「軽さと信頼感のバランスを」といった声も同時に聞かれた。
また、選挙を控える今秋の政局をにらみ、YouTubeでの発信力をどう政治活動と結びつけていくかが今後の鍵となる。若年層や無党派層に対する影響力を持つプラットフォームとしてのYouTubeをどう使いこなすかは、元総理の「第2の発信人生」において試金石となりそうだ。
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