TOKIO、きょう解散を発表 メンバー間の信頼回復は困難と判断

ジャニーズ事務所(旧・SMILE-UP.)を離れ、株式会社として再出発していた男性グループ「TOKIO」が6月25日、グループとしての活動を正式に終了し、解散することを発表した。1994年のCDデビューから31年目での決断となった。

株式会社TOKIO名義で公表された文書によると、メンバーの一人である国分太一氏によるコンプライアンス違反が契機となり、関係各所への影響や心配が広がっていたとした上で、「この度の件によって相互の意思確認を重ねた結果、今後の活動継続は困難との結論に至った」と説明した。

「TOKIOは本日をもって解散いたします」。文書は冒頭から事実を明確に述べ、国分氏の行動により迷惑や不安をかけた関係者やファンに向けて、「大変重く受け止めております。改めて深くお詫び申し上げます」と陳謝した。

解散に至るまでの経緯については、「これ以上グループとして活動し続けることで、皆様からの信頼を回復し応援を得ることは難しいと判断した」とし、関係者との熟慮の上での決断だったことを明かしている。

1994年にCDデビューしたTOKIOは、「LOVE YOU ONLY」や「AMBITIOUS JAPAN!」など数々のヒット曲を生み出し、バンド形式のアイドルグループとして独自の地位を築いた。また、東日本大震災後には福島県を中心とした復興支援にも尽力し、メンバー自らが農業や地方創生プロジェクトに参加するなど、“地域密着型グループ”としての新たな活動様式を提示していた。

文書では、ファンや関係者への感謝も綴られた。

「1994年のCDデビュー以来、TOKIOを応援してくださったファンの皆様、そして私たちに活動の機会を与えてくださったメディアの皆様、スポンサー企業の皆様、そして私たちの活動を温かく受け入れていただいた福島県をはじめとした地域の皆様に、突然のご報告となってしまいましたことをおわび申し上げます」

今後については、各メンバーが「まずは関係者に謝意と挨拶をさせていただく」「それぞれが自身と向き合い、これまでお世話になった皆様に応えていけるよう、自分なりの問いかけを続けていく」としている。

最後に、「この31年間、TOKIOに関わっていただいたすべての皆様に心から御礼申し上げます」と結んだ。

TOKIOは、音楽活動にとどまらず、バラエティ番組や社会活動など多面的な活躍で知られた存在だった。その終幕は、時代の移ろいとグループの成熟が交錯した、ある種の“節目”として多くのファンの胸に刻まれることだろう。

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