不動産投資信託(J-REIT)の阪急阪神リート投資法人(本社:大阪市北区、コード番号8977)は17日、総額25億円の新規借入を実施すると発表した。2021年7月に調達した既存の長期借入金25億円の返済に充てるもので、今回の借入により有利子負債の総額は868億円で変わらない見通しだ。

新たな借入は、三井住友銀行を借入先とし、短期と長期の2本立てで実行される。短期借入金は10億円で、2025年7月31日に実行予定。変動金利(全銀協1カ月TIBOR+0.25%)で、元本は1年後の2026年7月27日に一括返済される。利払日は初回が2025年8月27日、その後は毎月27日(営業日調整あり)に設定されている。
一方、長期借入金は15億円。こちらも2025年7月31日に実行され、返済期限は2031年7月31日。金利は全銀協3カ月TIBOR+0.27%の変動制で、利払日は2025年10月31日を皮切りに、以降1月・4月・7月・10月の各月末および元本返済日に行われる。
今回の借入は、2025年7月31日に償還期限を迎える2021年7月実行の長期借入金(25億円)を全額返済するためのものであり、借換えによる財務の安定性維持が目的とされる。
なお、借入に伴う有利子負債の内訳として、短期借入金は従来の10億円から20億円に増加。一方、長期借入金は805億円から795億円に減少し、借入金合計は815億円で変わらず。投資法人債残高(53億円)も据え置かれ、総有利子負債は868億円となる。
同法人は、「今回の借入による投資リスクに関する重要な変更点はなく、詳細は2025年2月25日付の有価証券報告書に記載されている」としており、従来のリスク認識に変更はないとの立場を示した。
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