70年走り続けた“地元の足” 八戸の文化タクシー株式会社が破産 負債2億5000万円

青森県八戸市に本社を置く老舗タクシー会社「文化タクシー株式会社」が経営破綻し、7月30日付で青森地裁八戸支部から破産手続き開始決定を受けた。負債総額は約2億5000万円とみられる。

1953年の創業以来、八戸市や五戸町、南部町、階上町を営業エリアに、一般タクシーをはじめ観光や福祉タクシー事業も展開。直近では約50台の車両を保有し、地域の移動手段を支えてきた。

しかし、人口減少による利用客の減少が長期化する中、新型コロナウイルス禍でさらなる売上減に直面。資金繰りが悪化し、今年4月に事業を他社へ譲渡していた。その後も事後処理を進めていたが、自力再建は困難と判断し、法的整理に踏み切った。

70年以上にわたり走り続けた地元の足は、静かにその歴史を閉じた。

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