
奈良県奈良市の近鉄大和西大寺駅で、珍しい臨時列車を撮影しようとしていた鉄道ファン(いわゆる“撮り鉄”)が、駅員に対して暴言を浴びせるトラブルが発生した。
近畿日本鉄道(近鉄)は「極めて悪質な行為」として、警察への通報を含む対応を検討していることを明らかにした。
■ 駅員への罵声「お前は難聴か」「殺すぞ」などの発言
事件が起きたのは10月7日午前。
大和西大寺駅では珍しい編成の臨時列車が通過予定で、多くの鉄道ファンがホームに集まっていた。
その際、撮影位置をめぐって駅員が安全確保を呼びかけたところ、一部の撮影者が激高。
駅員に対して
「お前は難聴かよ」
「ボケが」
「殺すぞ」
などの暴言を浴びせる様子が撮影され、SNS上に動画が投稿された。
■ 現場は混乱、駅員が冷静に対応 近鉄「厳重に対処」
現場の駅員は冷静に対応を続け、他の利用客の安全確保を優先。
近鉄はこの件について、
「お客様や社員の安全を脅かす行為であり、極めて遺憾。関係各所と連携し、警察とも相談のうえで厳正に対応する」
とコメントを発表した。
同社は、駅構内やホームでの撮影マナーについて再度の注意喚起を行う方針を示している。
■ SNSで批判殺到「撮り鉄のマナーどこへ」「駅員さん気の毒」
事件を撮影した動画はX(旧Twitter)上で拡散され、投稿から24時間で300万回以上再生。
ネット上では
「撮り鉄の一部が全体の印象を悪くしている」
「駅員さんの冷静な対応が立派」
「もう撮影禁止にした方がいいのでは」
といったコメントが相次いだ。
一方で、一部のファンからは「ごく一部の人間の行為を“撮り鉄全体”の問題にするのは違う」との擁護意見も見られる。
■ 過去にも同様トラブル “撮り鉄問題”が再燃
近鉄では2023年にも、他の路線で撮影をめぐるトラブルが報告されており、
鉄道ファンのマナー改善が課題として繰り返し指摘されている。
国土交通省も以前から「撮影行為は他の利用者の迷惑にならないよう配慮を」と呼びかけており、
再び**“撮り鉄マナー問題”が社会的議論を呼んでいる**。
■ まとめ
- 近鉄大和西大寺駅で“撮り鉄”が駅員に暴言
- 「殺すぞ」など脅迫まがいの発言も確認
- 近鉄は警察通報を含め厳正対応へ
- SNS上では批判と再発防止を求める声多数
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