ラッパー・晋平太さん死去 42歳 親族が公式Xで公表「HIPHOPを愛し、生き抜いた人生でした」

ラッパーの晋平太さん(42)が死去したことが8日、親族による公式X(旧Twitter)で公表された。

投稿では「HIPHOPを愛し、生き抜いた人生でした」との言葉が添えられ、突然の訃報に音楽業界やファンの間で衝撃が広がっている。

晋平太さんは、即興ラップ(フリースタイル)の実力者として知られ、2005年の「ULTIMATE MC BATTLE(UMB)」で全国王者となり、その名を一躍広めた。

以後も数々のバトル大会や音楽イベントで圧倒的な存在感を示し、YouTube番組「フリースタイルダンジョン」への出演でも注目を集めた。独自の言葉選びとリズム感、対話型の即興表現は日本語ラップシーンの発展に寄与したとされる。

また、彼はアーティスト活動のみならず、学校や地域イベントでの講演活動にも力を注いでいた。

「ラップは誰にでもできる表現」「生きることそのものがフリースタイル」と語り、若年層への言葉の力を伝える姿が印象的だった。

死因については公表されていないが、関係者によると葬儀はすでに近親者のみで執り行われたという。

公式発表以降、SNS上では多くの著名ラッパーや音楽仲間が哀悼の意を表しており、「彼がいたから今のシーンがある」「あの時のバトルは一生忘れない」といった投稿が相次いだ。

中には、2010年代のラップブームを支えた功績を振り返るファンの投稿も多く、「彼が日本語ラップの“言葉の壁”を壊してくれた」という評価が目立つ。

一方で、死去の報に伴い、SNS上では確認されていない情報や憶測が拡散されており、関係者は「誤った情報に惑わされないように」と注意を呼びかけている。

公式Xの発表以外には詳細な声明は出されておらず、所属関係者なども沈黙を守っている。

晋平太さんは東京都出身。学生時代からHIPHOPに傾倒し、独学でラップを学んだ。社会問題を題材にした楽曲や、社会的発言を交えたバトルスタイルでも知られ、単なる音楽家ではなく“表現者”としての生き方を貫いた。

YouTubeチャンネル登録者数は20万人を超え、近年もライブ活動や若手支援プロジェクトを展開していた。

今回の訃報により、HIPHOP界の第一線を走り続けてきた存在がまた一人、舞台を去ることになった。

多くのファンからは「HIPHOPを愛し、HIPHOPに愛された男」「彼の魂はビートの中に生き続ける」といったメッセージが寄せられている。

親族による公式投稿には、こう記されている。

「生前、晋平太を応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます。HIPHOPを愛し、生き抜いた人生でした。」

突然の別れに、多くのファンが静かに涙を流している。

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