高市早苗首相「就任後の小さな不便」語る 外出制限に国民から「美容院行けるのか」と心配の声

日本初の女性首相として就任した高市早苗氏が8日、自身のX(旧Twitter)を更新し、就任後の生活の変化について率直に綴った。投稿の中で高市首相は「公用車による移動が原則となり、週末の外出も控えている」と明かし、「小さな不便はあるが、国のための務めを果たしたい」と記した。

投稿は瞬く間に注目を集め、9万件を超える「いいね」と数千件のコメントが寄せられた。中でも多く見られたのは、「美容室にはどうやって行くの?」「髪の手入れは大丈夫?」「首相が美容院に行くにもSPがつくなんて大変」といった、日常の身だしなみに対する国民からの心配の声だった。

これに対し、「訪問美容師を導入してはどうか」「総理専用サロンを設ければよい」といった建設的な提案も寄せられており、官邸関係者の間でも「職務上の安全を確保しつつ、生活面の支援をどう整えるか」という課題が浮上している。

高市首相は就任以降、セキュリティ上の理由から私的外出の多くを制限されている。公用車移動の際は経路・目的地・滞在時間まで厳格に管理されており、過去の男性首相たちも同様の制約を受けてきた。しかし、女性首相という立場から、特有の生活上の負担が可視化された格好だ。

X上では「小さな不便を語る言葉に誠実さを感じる」「国のトップも人間なんだな」「こういう投稿で距離が縮まる」といった共感の声も多い一方、「国政に集中してほしい」「私生活をSNSで語るのはどうか」といった冷ややかな意見も交錯している。

政治評論家の間では、「高市首相の発信は、硬直化した政治と国民の距離を縮める試み」との評価がある一方、「個人の生活を政治的メッセージに重ねすぎると、逆に批判を招くリスクもある」と指摘する声も出ている。

政府関係者によると、今後は首相公邸内での生活環境整備や、女性職員・スタッフの支援体制の強化も検討されているという。紅葉の季節を迎える永田町では、首相の「日常」を通じて政治の新しい在り方が模索されている。

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