医療機器販売業の株式会社ホクシンメディカル(兵庫県神戸市)が、債権者から破産手続開始の申し立てを受け、2025年12月22日付で神戸地方裁判所から破産法に基づく保全管理命令を受けたことが分かった。同社は2024年4月に事業を停止しており、負債総額は100億円を超える見込みという。
同社は1987年に設立。全国に営業拠点を構え、循環器内科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科などの領域向けに医療機器の販売を手掛けてきた。ピーク時には売上高が350億円を超えたとされ、医療機器流通の一角として事業規模を拡大していた。
しかし、採算面では厳しい状況が続いていたとされる。2024年3月には創業者で当時の代表取締役が急死。関係者によると、その後、支払遅延が散発するなど決済面の不安が表面化し、同年4月に事業停止に踏み切った。会社側は破産または廃業の検討を示していたが、債権者との間で係争が続く中で、今回、債権者側から破産手続開始が申し立てられ、裁判所の保全管理命令に至ったという。
曇りがち
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