米高級百貨店持株会社「サックス・グローバル」破産法第11章を申請 負債は最大100億ドル規模、営業継続し再建模索

米国で高級百貨店事業を展開する持株会社「サックス・グローバル・ホールディングス」が、1月14日付でテキサス州南部の連邦破産裁判所に、連邦破産法第11章(チャプター11、日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。提出書類によると、負債総額は10億ドルから100億ドルの範囲にあるとしている。

同社は2024年設立。傘下には、1867年創業の高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」や、1907年創業の「ニーマン・マーカス」、さらに「バーグドルフ・グッドマン」など、米国の高級小売を象徴する老舗ブランドを抱える。新型コロナウイルス感染症の影響などで業績低迷が続いたことを受け、不採算店舗の閉鎖を含む合理化を進め、収益改善を図ってきたという。

しかし、その後もネット通販との競争が激しさを増し、売り上げの回復は鈍かった。加えて、各ブランドが直営店運営を拡大したことも逆風となり、資金繰りは一段と悪化。自力での再建は困難と判断し、裁判所の監督下で再建を進める第11章申請に踏み切ったとみられる。

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