英国警察は19日、チャールズ国王の弟であるアンドルー王子(ヨーク公)を公務上の不正行為の疑いで逮捕したと発表した。いわゆる「エプスタイン文書」との関連も視野に、捜査が進められている。
警察によると、同日早朝、ノーフォーク州サンドリンガムの王領内にある同氏の自宅に警官隊が入り、身柄を拘束した。その後、ノーフォーク州内の関係先に加え、今月まで居住していたバークシャー州ウィンザーの邸宅についても家宅捜索を実施しているという。
英当局はこれまで、性犯罪で起訴され勾留中に死亡した米富豪のジェフリー・エプスタイン氏が、アンドルー氏との性行為のため女性を英国へ渡航させた疑いについて捜査を続けてきた。また、アンドルー氏が英国の貿易特使を務めていた当時、エプスタイン氏に機密情報を漏らしたとの主張についても調査対象となっている。
アンドルー氏はこれまで一連の告発を全面的に否定。エプスタイン氏が罪に問われた行為について「目撃したことも疑念を抱いたこともない」と主張してきた。今回の公務上の不正行為をめぐる疑惑については、現時点でコメントしていない。
王室関係者の間では衝撃が広がっており、英国王室への影響は避けられない情勢だ。警察は押収資料の解析を進めるとともに、エプスタイン氏関連文書との照合を含め、慎重に捜査を続けるとしている。
薄い雲


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